相棒 / BLITZ BY ARIAPROII BLP-CST White

2015.10.17 Saturday 16:40
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    今ではライブでおなじみのコイツがうちにやって来たのは僕の2010年の誕生日。
    その時はただデザインで気になっていたのを嫁がプレゼントしてくれたものだ。
    ご存知レスポールカスタムホワイトの、Blitzによるコピーモデルというわけですな。

    初のレスポールタイプな上、通販だったので試奏すらせず手にしてしまったのだけど、
    まず機材を通さずに生弾きしてみたところその鳴りの良さに驚いた。
    セットネックということもあるのだろうけど、ボディがよく響き振動が体にビンビン伝わってくる。
    ペグの回りもそこそこ滑らかだし、スイッチ・ノブ・テールピース・サドルとどこを弄ってみても
    安っぽさは目立たずフレットでのビビリなども気にならない。
    1万円台のエントリーモデルは数あれど、へーなかなかこいつは、と思うくらいには
    しっかりしているという第一印象だった。

    音の方はというと、まずパワーがあるのでセッティング上のトラブルが少ない。
    レスポールらしく中低域がジョーン!と出るので、爆音の中でもその音を確認できる。
    特に民安★ROCKではおりぴーとのツインギターで、自分が主にリズムギター担当なので
    おりぴーの上に抜けるリードに対してその下、彩さんのベースとの間を埋める役割としてちょうどいい塩梅だった。
    以前よりも歪みの量を抑えめにするとリズムのザクザク感が出て、かつたまに来るリードやソロパートでも
    サスティンが安定し、ビブラートしても音が途切れることが少なくなったので、
    結果的にコントロールが利きやすく、ニュアンスが出しやすくなったなーと思ったことを覚えている。
    (技術はさておきね!)
    以後ステージでレコーディングでも、民安★ROCKの現場ではこいつが定番になった。

    安物だからと過酷な使用によって無数の擦り傷切り傷がつき凹み穴ボッコが空いて、
    かつてキラッキラのピカピカだったゴールドパーツも
    金メッキがまだらに剥げ今ではすっかりくすんだ風合い。
    それでも、我流ながらも弦の選定、ブリッジ高の調整、各種ネジの緩め締め、もろもろ手入れを続けることで
    大きな故障もなくしっかり働き続きけてくれるのだから大したものだ。



    そんな出会いから5年くらいになる。
    今年の春頃、近所の楽器店でギター・ベースのメンテナンス会なるイベントが催されると知り、
    いい機会だから持ち込んでみようと思い立った。
    大きな不具合は無いものの、ちゃんとプロに楽器の状態を見てもらったこともないし、
    ネックの反りを調整するロッドなんかは自分では怖くて弄れずにいたので
    (かと言ってこの状態でエントリーモデルに大金出してオーバーホールってのもなんだし)、
    お小遣い程度の料金ならと自転車を走らせた次第。

    さて蓋を開けてみると、結果として実際におこなわれたのは、ピックアップセレクターのトグルスイッチが
    ヒビ入ってポロポロ落ちていたのを接着剤で固定・回りにくくなっていたボリュームノブの接点復活・
    フロントピックアップの高さ調整
    ……くらい。
    気になるところはと問われて答えていた内容として、
    「一度もちゃんと見てもらったことがないのでネックの反りや弦高など客観的な状態がわからない」
    と伝えていたけど、それらに関してはすべて適切でありむしろ良く出来ているとのリペアマンさんの回答だった。
    ボコボコのボディに剥げ剥げのパーツだけど手入れしてちゃんと鳴ってるから、
    長く大事に使われてるんだと思いましたよ、
    と。
    エントリーモデルでもこう使われているなら、楽器も喜んでるんじゃないか、
    と。
    リップサービス込みとはわかっていても、自分が楽器にしていたことと、この楽器が評価されたことが嬉しかった。
    (ゴールドパーツは交換できるけど、歴戦の証明であり味わいなのだから
    これはこのままで良いんじゃないですかね、との言葉があったので、まあ信用していいと思いました 笑)
    自分では愛用しているつもりでも、楽器がどうだったかわからなかったのが引っかかっていたんだ、
    やはりこいつが自分の相棒なんだ。と確認できたように感じた日だった。


    ステージでエントリーモデルの楽器を使っていることに怪訝な顔をする人もいる。
    民安★ROCKのサウンド的にという部分もあるけれど、僕がこいつを背負って行くのはつまりそういうこと。
    部屋のスタンドにはDaisy Rock Tom BoyとFender Aerodyne Stratocasterも鎮座しているけど、
    別にこいつらが悪いわけじゃない。
    だから「けんせいフォーエバー」もBlitzを背負って行ったし、
    来たる日にもこいつを背負って行くつもりだ。

    レビュー的に言えば万人にお勧めするギターじゃないけど、
    僕のマルチにBlitz用のプリセットが残る限り、僕のギターライフはこの相棒とともにあると思っている。
    category:制作環境 | by:けんせいcomments(0)trackbacks(0) | -
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